「不倫の心得」 16 不倫の法律問題









その1 W不倫の場合双方に貞操義務のある配偶者が存在します。ですから当然双方民事上の慰謝料を請求される危険はあります。
ですから、ある日妻を寝とられた夫から貴殿に慰謝料を請求されることはあります。逆に貴殿の奥さんも貴殿の不倫相手の人妻に慰謝料を請求できます。一見「行って来い」「相殺」な感じですが、法律上は個別の慰謝料請求案件として扱われます。
ただ同じ顔ぶれの弁護士や行政書士が担当すれば、相殺に似た話し合いで折り合いがつくでしょう。この場合はゼロから50万(男側が払う)以内が相場です。
困るのは人妻の夫に不倫がバレ、慰謝料を請求された。しかし貴殿は女房に浮気を知られたくない場合です。女房に知られるくらいなら金で解決したいと思う人もいます。
この場合、浮気の慰謝料は100万から300万位で話し合いが付きますが、男の社会的地位や収入によって500万くらいに跳ね上がることもあります。まぁ貴殿の場合、年収600〜1000万という前提ですので、相場の範囲で収まるでしょう。
これも選択ですが、多くの事例を見ていくと、男の側も女房と一致協力するケースがほとんどです。
浮気への怒りはさて置いて、まずは我が家のお金が消えてしまわない方策を選択するものです。一旦金銭的な問題を片づけてから、じっくりと夫の浮気をどうしてくれようか考える、女房の気持ちはそんなところでしょう。ですから、不倫をしていても、それなりの夫婦関係を維持することは大切なのです。


W不倫がバレ慰謝料を請求されても慌てず騒がず。女房に事実を打ち明け、一致団結、敵と戦いましょう。おのずと道は開けます!
その2 不倫の法律問題の具体的情報は行政書士や探偵社のサイトに任せます。ただ押し並べて同じような情報が羅列されているようです。特に探偵社は「別れさせ方」など強引な手法の選択まで発信しています。不倫で起きる法律問題というものあくまで表ルートで解決するのがベストでしょうね。個人情報の流出、逆恐喝などリスクの多い所に依頼するというのは考えものでしょう。
それでは不倫において直接揉める法律問題は何かというと結局民事における慰謝料の請求ということになります。そこで不倫によって起きる慰謝料の請求に必要な要件を検証、そのポイントを押さえることであなたの不倫を少しでも安全なものにすることを考えてみましょう。

@先ずはちょっとした浮気なのか特定の愛人との不倫なのかです。特定の相手と継続的に数年となると慰謝料にも影響します。二、三回で不倫がバレ関係を切った時など、慰謝料請求の要件はあっても算定の金額は微々たるもの、弁護士などに依頼したら断られる額になるでしょう。多分10万レベル(笑)
ですから、不倫は数回で相手を変えるのが安全だと言えますが現実的ではありませんよね。数年続くからW不倫は愉しめるわけで、ちょいちょい変えていては浮気に過ぎないでしょう。まぁ新しい女が趣味という方は不倫での慰謝料請求の被害に会わないのは事実のようです。
@以外にも多くの検証ポイントがありますので以下逐次解説します。

@不倫の期間
A相手が結婚していることを熟知していた
B何らかの警告を無視して関係を続ける
C不倫された配偶者がどの程度ダメージを受けたか
Dどのような不倫関係だったか
Eふたりの不倫関係の実証がどの程度か
F不倫によってその夫婦関係がどの程度のダメージを受けたか
G不倫相手の支払い能力
H不倫相手を特定出来ているか

etc



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