「不倫の心得」 13 不倫・女の更年期









その1 女性の更年期は40歳前半から50歳前半に起きる女性ホルモン(エストロゲン)の減少による心身の変調で、更年期の始まりから7年前後続き(閉経周辺期)最終的に卵巣機能が停止閉経を迎えます。女性の75%が自覚できる変調ですが、残り25%の女性は気づかずに閉経だけが来るようです。
女性の場合、男性とは逆に心身の身体の方への変調を自覚する傾向があります。代表的なのが自律神経失調症状、ほてり、発汗、逆に腰や手足の冷え、息切れ・動悸、肩こり、腰痛などが起きます。この症状はそれぞれ個別の疾患でも現れるため、病院を渡り歩くといった珍現象も生まれてきます。
その内30%くらいの女性ではイライラが激しく、怒りっぽく人格が変わることもあるようです。ここでは更年期の中で「性生活」に直接関係する部分にスポットを当てることにします。総合的情報は別途専門サイトにお任せします。
女性の場合、40歳前半こそが性生活が最も充実する時期なのですが、運が悪いと「性の爛熟期」と「更年期」の時期が重なる悲劇も起きます、皮肉なものですね。
閉経に至るまでの閉経周辺期(7〜10年間)における更年期症状は月経異常、膣乾燥(分泌液が少なくなる)、膣委縮、性交痛、性欲の低下などです。
W不倫で1年ほどが過ぎ、膣オーガズムが二人で充分愉しめるようになって、これからも目一杯むさぼり合おうと思っている、そんなある日突然のように更年期症状が現れたりするものです。
月経が不順になるとか、経血が少ないとかは若い頃にもあることですから、それほど気になりません。セックスで最も顕著に影響を受けるのが膣の乾燥です。ホルモンの減少は思いのほか急激で、突然自覚することが多いものです。そもそもセックスに前向きな生活をしていない場合、気づかない場合もありますが不倫中の女性はすぐ気づきます(笑)

まずホルモン減少で膣の層がもろくなり、膣壁からの愛液の分泌が急減します。多くは挿入時に痛みを感じ、その後膣壁全体にも痛みが生じます。痛みをほとんど感じない場合でも、性感が極端に落ちてきて、何故だろうと頭をひねる状況になるはずです。当然痛いのですから性欲も低下します。このような症状に出会ったら、フランクに痛みや濡れ具合、性感の低下について二人で必死で相談してください。
W不倫のふたりにとって致命的問題です、徹底的にセックスを愉しめるためにを考えてください。対処法はそれほど多くありませんが次回に回します
その2 よく産婦人科医のアドバイスではリューブゼリーで愛液の不足を補いましょう等と書いてありますが、あれはほとんど効果はがありません。挿入時の膣の痛みは「痛みの記憶」と膣壁の問題ですからゼリー程度で解決するのなら医者なんかいりませんよ(笑)唾液でも大丈夫ってことになります。
更年期の性交時の痛みの原因は女性ホルモンの急激な減少ですから、根本的にはそれを補充するのがベストです。まぁ更年期を迎えるまでにほとんどセックスから遠ざかっている女性の場合は、痛いも痒いもないわけです。此処では不倫の真っ最中で愛人のペニスを受け入れたいのに痛くてダメな場合ですよね。痛みはないけど性欲が減少してきて快感もあまりなくなってしまう、これが問題です。当然男は何時もと同じ行為をしているのに、相手の女性が盛り上がらないのですから???と考えはじめます。他にも男が出来たのか?案外男はそういう風に勘ぐる動物なのですね。そうなると男の勃起も不十分になって破局の方向に向かうものです。
このような場合、性欲・性感・愛液・生理不順・年齢など自己診断してみて、更年期が疑われるなら素直にふたりで話し合うのがベストです。

避妊としてピルを服用している場合はホルモン補充療法と同じようなことをしているので、まず痛みの問題は起きないと思います。ただ更年期にかかっている女性の場合、ピル服用が長期にわたる場合生理不順が起きることが多いようです。この場合産婦人科医は一時的にピル服用の休止を薦めます。ピルの服用を休止すると更年期に入っていた場合はホルモンが補充されなくなるので、体調不良や性欲性感が低下することが多いようです。おそらくこういう状況になるとピルかホルモン補充療法かの選択が必要になるようです。



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