「不倫の心得」 総論
「不倫の心得」はわたしの35歳から55歳の20年間の経験、ほとんどは反省から生まれた心得のまとめです。その20年間には離婚騒動、流血事件、慰謝料請求訴訟、妊娠中絶、認知騒動など多くの出来事がありました。 しかし今でもわたしは生きているし、不倫もしています。懲りないというか、もうほとんど病気かもしれません。しかし、今では見事なくらい平和な家庭と穏やかな夫婦生活も手に入れています。多少職業柄(ライター)反社会的行為が許される立場にはいますが、やはり揉め事は避けて通りたいものです。 それならば不倫などしなければ良いだろうと言われそうですが、そうもいかないのです。不倫は男としての存在証明を非常に分かりやすく実感させてくれる行為です。特にW不倫で自分を見失いかけていた人妻に生きる元気を与え、その元気をわたしもお裾わけしてもらう好循環はどのようなサプリメントや強壮剤を凌駕するものなのです。 現在わたしは「不倫の心得」の教えに反した不倫を幾つかしています。長期にわたって不倫という行為を重ねていくと、重複が幾つも重なって身動き取れない状況になるものです。相手に特別の落ち度もなく、気心が知れてセックスに不満がないとなると腐れ縁は滅多に壊れなくなるものだと痛感している次第です。気がつくと10人の女性と不倫をしているのですから自分でも呆れてしまいます。 正直年齢的に精力の限界を感じる今日この頃、関係が永くなった女性への勃起度は相当落ち込んでいます。逆に年齢的衰えでないと言い聞かせるように、新たな不倫に走るのかもしれません。その新たな不倫のセックスがカンフル剤となり、倦怠的不倫の女性とのセックスもどうにかこなせるという状態かもしれません、一種のアリ地獄だな〜と述懐してしまいます。 最近は週3回などということもあるので、ついついバイアグラやシアリスに手を伸ばす機会が増えてきています。正直効き目はバイアグラの方が上ですが、二日連続の時はシアリスが便利です30時間くらい効果が持続します(笑)ただ10人といっても、絶対にセックスを伴う必要があるのは3人なので、その点で何とか調整がつくのだと思います。 「不倫の心得」のお薦めはW不倫で、夫婦和合の起爆剤になることを想定していますが、私の場合は到底起爆剤の用をなしていません(笑)本編の心得を絶対的に死守しているのは不倫の相手はネットで探す、メールで双方がセックスしたい意志を確かめる、相手に性的満足を絶対に与える、相手に夢を持たせないくらいのものです。すべてを完璧に守る不倫なんて中々出来ないものです。皆さんも心得の中のこれとこれは絶対に守るという程度の感覚で「不倫の心得」を読んでいただきたいと思います。 この心得は40歳以上、既婚男性、女好き、セックス上手、年収600〜1000万、夫婦仲良好という男性を想定して書いています。その枠からはみ出している方は、自分なりの解釈でアジャストしてください。女性の方々は、中高年の男も捨てたものではないのだと思って呆れて読んでいただければ幸いです。ご自分の旦那さんは不倫できるか否か判別にも役立つかと思います。 |
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饗庭龍彦 |
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