オヤジジイが人生をファンファンと謳歌する為にも、健康を維持することは非常に重要なポイントである。 折角すべてが順調にすべり出した矢先、病魔に襲われすべてがオジャン、これはあまりに悲しい。そうならないために、早期に病気を発見するなど、その病気の知識を知っておくことは大変に重要だ。 勿論、病気になるのは運命、その為に習慣を変えるなどもってのほか、これも一理ある。筆者もこの「殺せるものなら殺してみろ派」だが、とりあえず知識教養として知っておくのも悪くないだろう。 思いつき次第、オヤジジイがなりやすい病気の状態や症状の情報を提供する。そしてその病気の詳しい情報は信頼すべきサイトにリンクする構成になっているので、そこから正確な情報を得ていただきたい。尚、リンクサイトは信頼性充分と判断しているが、あくまで利用は自己責任でねがいます |
饗庭龍彦 |
(あ行) アルツハイマー病 胃潰瘍 胃食道逆流症 胃ポリープ 一過性脳虚血発作 ED 咽頭炎 陰茎形成性硬結症 インプラント うおのめ うつ病 薄毛・抜け毛 運動ニューロン疾患 エコノミー症候群 STD 円形脱毛症 遠視 (か行) 潰瘍性大腸炎 拡張型心筋症 下肢静脈瘤 下垂体線腫 花粉症 加齢臭 肝硬変 乾癬 関節痛 眼底出血 癌の知識 ガングリオン 眼瞼けいれん 顔面神経麻痺 乾皮症 気管支拡張症 気胸 偽痛風 ぎっくり腰 急性膵炎 急性精巣上体炎 急性肝炎 狭心症 筋萎縮性側索硬化症 くも膜下出血 劇症肝炎 鶏眼 結核 血精液症 結膜下出血 原発性アルドステロン症 原発性硬化性胆管症 高血圧症 高脂血症 (さ行) 再生不良性貧血 痔 持続勃起症 脂肪肝 脂肪腫 心筋梗塞 じんま疹 心不全 神経痛 40・50肩 歯周病 食道静脈瘤 自律神経失調症 脂漏性角化症 脂漏性皮膚炎 心身症 心臓弁膜症 睡眠時無呼吸症候群 性感染症 声帯ポリープ 舌咽神経痛 前立腺炎 前立腺肥大症 早漏 (た行) 帯状疱疹 大動脈瘤 大腸ポリープ 多臓器不全 男性更年期 胆石 胆のう炎 腸管癒着症 腸閉塞 遅漏 頸椎椎間板ヘルニア 痛風 低血糖症 特発性間質性肺炎 動脈硬化 糖尿病 突然死 ドライスキン (な行) 尿道炎 尿毒症 尿路結石 認知症 粘液腫 脳血栓 脳梗塞 脳卒中 脳出血 脳腫瘍 脳塞栓 (は行) パーキンソン病 肺炎 肺気腫 肺梗塞 肺真菌症 肺水腫 排尿トラブル 白内障 飛蚊症 ピロリ菌 副睾丸炎 副鼻腔炎 腹膜炎 不整脈 粉瘤 閉塞性動脈硬化 ベル麻痺 勃起不全 (ま行) 慢性肝炎 慢性気管支炎 慢性硬膜下血腫 慢性腎炎 慢性膵炎 水虫 メタボリック症候群 メニエール病 毛嚢炎 網膜剥離 (や行) 腰痛 (ら行) 緑内障 老化 老眼 老人性難聴 |
*出来る限りアイウエ順になっています08.01.07 掲載病気症状数:128 |
糖尿病 | 血液中にブドウ糖の量が増える(血糖値)病気。ブドウ糖が血中に溢れるということは、身体のエネルギーであるブドウ糖が筋肉や臓器に行き渡らないことを示す。調整ホルモンであるインスリンが不足するために起きる状態で中高年以上が罹りやすいのは2型糖尿病である。この病気による合併症は広範囲であり。万病の元ともいわれる |
厚労省糖尿病HP 糖尿病ネットワーク 糖尿病ニコニコ学校 | |
高血圧症 | 平均値よりも常に血圧が高い状態の症状。年齢などで平均値は異なるが、WHOの基準値は140/90mmHgとなっている。高血圧が続くと血管を脆くして動脈硬化を進行させ、重篤な病気を惹き起こすことがある |
厚労省高血圧HP 血圧.com 高血圧Q&A | |
高脂血症 | 血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる病気。あまり自覚症状はない。動脈硬化になりやすい状態で、適切な治療をしないと将来的に心筋梗塞や脳梗塞に見舞われることもある。いわゆる生活習慣病(糖尿病・脳卒中・心臓病・高脂血症・高血圧・肥満) |
厚労省高脂血症HP healthクリニック 高脂血症オンライン | |
メタボリック症候群 | メタボリック・シンドロームともいう。高血圧・高脂血症・糖尿病など生活習慣病などが惹き起こされる原因となる人の身体状態。その状態が肥満、特に内臓脂肪型肥満によって様々な成人病が惹き起こされると考えられるようになってきた。つまり、腹の出た肥満は注意しろということ |
メタボリックシンドロームnet 知っ得?納得!! | |
心筋梗塞 | 心臓の冠動脈が詰まり、心筋が虚血状態になり、心臓が悲鳴を上げる。これが胸痛とか胸の圧迫となる。この症状が短く危険信号の間が狭心症で長くても15分程度でおさまる。さらに冠動脈が血液を心臓に全然送れなくなると、心筋の壊死がはじまり心筋梗塞となる |
国立循環器病センター 心筋梗塞なぜなにガイド gooヘルスケアー | |
狭心症 | 心臓の冠動脈が詰まり、心筋が虚血状態になり、心臓が悲鳴を上げる。これが胸痛とか胸の圧迫となる。この症状が短く危険信号の間が狭心症で長くても15分程度でおさまる。さらに冠動脈が血液を心臓に全然送れなくなると、心筋の壊死がはじまり心筋梗塞となる |
国立循環器病センター 狭心症の悩みを解消 gooヘルスケアー | |
心不全 | 心臓に血流を送出又受け入れ機能が低下、代償機構(心臓が大きくなる、脈拍数を増やすなど)が働き、状況を改善するが心臓に負担をかけるので、いずれ何らかの病因となる。時には機能が落ちることで死に至ることもある。機能低下が急にうまれた場合が急性心不全、徐々に起きた場合が慢性心不全。病名ではなく心臓の状態をあらわす |
国立循環器病センター 心不全.com | |
動脈硬化症 | 動脈の血管は本来強靭で弾力に富んでいる。しかし、加齢などによりその弾力性が失われ硬くなり、尚且つ血管内部に様々な物質(コレステロールなど)が沈着、動脈を内部から狭くする。この症状によって、脳梗塞、狭心症など死に至る病気を惹き起こす |
社会保険健康事業団 セルフドクターネット 札幌厚生病院循環器科 | |
肺気腫 | 肺組織には多数の小さな肺胞があり、一つ一つが空気を出し入れをし、それが結びついて肺は機能している。この一つ一つの肺胞が徐々に壊れ、肺の組織がスカスカになって行く状態。スカスカになると肺の組織が膨らんだままになり、吐き出す機能が大幅に低下する。結果的に呼吸不全となり死にいたることもある。現在、このスカスカ肺を治療する決めてはない、肺移植が精々で一般的ではない |
藤田医院 グラクソ・スミスクライン | |
気胸 | 肺の胸膜に穴があき、胸腔の中に空気が漏れ、結果肺が縮む症状。自然に起きる場合とケガや検査などで起きることがある。気胸が軽度であれば安静などで自然治癒するが大きさによっては治療が必要。胸痛や呼吸困難などの症状が出る |
松山市民病院 大阪医科大学 | |
痛風 | 突発的に足の親指のつけ根の関節が腫れ痛みだす。痛みは相当なもので数日歩けなくなることも多い。この発作的痛みは1週間程度で治まり、何事もなかっようになる。しかし、半年とか一年経過後、再び発作が表れる。次第に間隔が縮まったり、腎臓などの内臓疾患を進行させる。圧倒的に男性型の病気で血中の尿酸が元凶といわれている |
痛風研究所 healthクリニック リウマチ情報センター | |
大腸ポリープ | 大腸に出来るイボ。その多くが線腫と呼ばれるポリープで癌になりやすいと言われている。直腸とS字結腸に出来やすい。動物性脂肪の摂取が増えた所為か、日本人にも増えてきた。早期に発見さえすれば内視鏡で簡単に切除できる |
大腸.com 社会保険健康事業財団 | |
脂肪肝 | 中性脂肪が蓄積されている肝臓。直接このことで病気になるとは言えないが、統計的には血液中の中性脂肪やコレステロールが高い人が多いので、動脈硬化や糖尿病への注意が必要になる |
社会保険健康事業財団 岡山済生会病院 | |
肝硬変 | 肝炎などで何度も繰り返し肝臓が痛めつけられ、肝臓組織の線維化が進み、表面が凸凹になり、機能が低下していく。肝臓病の末期といわれ肝臓がんへ進行する事も多い。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ我慢強い、それだけ気づいた時は病状がかなり進行している場合が多い |
社会保険健康事業財団 MELIT | |
慢性肝炎 | 6ヶ月以上肝臓に炎症が続くこと。原因は肝炎ウィルス(C・B型)や永年のアルコール摂取など。直接死に至ることはないが肝硬変、肝不全、肝臓がんなどへの進行もあるので要注意 |
社会保険健康事業財団 MELIT | |
痔 | 説明が複雑になるので、リンクサイト参考にねがいます |
い〜じnet ドクトル山田・痔のHP healthクリニック | |
腰痛 | 腰痛という病名はないが、腰の痛みの総称。内臓疾患から惹き起こされているか背骨に原因があるかのいずれかが主である。あまりにも多岐に渡るのでリンクサイトを参照 |
healthクリニック 現代腰痛事情 | |
神経痛 | 神経が痛む病気の総称。代表的なものは坐骨神経痛、肋間神経痛、三叉神経痛、舌咽神経痛、顔面神経痛など |
坐骨神経痛 NTT関東病院 佐賀大学脳神経外科 神経痛の大辞典 | |
関節痛 | 骨と骨のジョイント部分が関節だが、その骨と骨が直接ぶつからないよう関節軟骨や関節包、滑液などでスムーズに動くように出来ている。しかし、この緩衝組織が磨り減る、骨の異常、炎症などで周りの神経が痛みを感じる。意外に治り難い病気である |
セルフドクターネット 香川大学整形外科 | |
40・50肩 | 中年以降出てくる肩の痛み。特に上と後方向に動かすと痛みが走る。主に肩関節の炎症が原因 |
WebDoctor | |
慢性腎炎 | 中年以降多く出てくる腎臓の病気。むくみ・血尿・たんぱく尿などの症状。細菌感染から起きる急性は治療が簡単だが、慢性腎炎は治り難いので注意 |
大阪府立急性期・総合医療センター 社会保険健康事業財団 | |
尿路結石 | 尿の中のカルシウムやマグネシウムが腎臓で結石を作り、尿管や膀胱に詰まって起きる病気。激痛を伴う事が多い |
Dr.Kiichi泌尿器科のページ 社会保険健康事業財団 | |
前立腺炎 | 前立腺が炎症を起こした状態で中年以降に非常に多い病気。急性は主に大腸菌が原因、慢性はクラミジアなどが原因となる。急性の症状は発熱・頻尿・排尿痛など、慢性は残尿感・頻尿・射精前後の痛みなど |
Dr.Kiichi泌尿器科のページ | |
前立腺肥大 | 精液の工場である前立腺は加齢により肥大化傾向がある。50歳で50%。80歳で80%この肥大がみられる。前立腺の肥大は尿道を圧迫尿の出を悪くする。最悪排尿困難に陥る。症状としては尿勢いが無くなる、細くなる、頻尿、夜間頻尿、残尿感など。小用中に唸っているオジサンが居たら前立腺肥大?です |
e治験ドットコム 木村泌尿器皮膚科 | |
歯周病 | 昔「歯槽膿漏」呼ばれた病気。歯槽膿漏イコール口臭というイメージがあったが、歯茎の炎症も少なく、歯周病の原因である歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間を作ってしまい歯周菌を増殖する。進行に従い、土台の骨が縮小歯が抜け落ちる場合もある |
サンスター 日本歯周病学界Q&A 原歯科医院 | |
遠視・老眼 | 同じような感じだが遠視と老眼は違う。遠視は遠くを見るときに網膜のピントが合わなくなる屈折異常だが調整能力はある。子供の遠視はリスクがあり弱視になる場合もある。老眼は水晶体の弾力低下で、近くを見るときピントがあわなくなる調節異常状態。加齢で起きる状態なので眼鏡による調整が一般的 |
参天製薬 めがねショップ.com | |
白内障 | 正常な水晶体は透明だが、様々な原因で水晶体がにごり、光を通し難くする、これが白内障。原因の多くは加齢。糖尿病などからの合併症でも起きる。症状は視力低下、目のかすみ、眩しく見える、モノが二重に見えるなど |
参天製薬 白内障の手術を受けられる方へ | |
緑内障 | 視神経が何らかの原因でおかされ、視野が狭くなる(徐々に進行するので自覚症状は乏しい)眼圧の上昇が病因の一つといわれている。徐々に眼圧が上昇する慢性もあるが、眼圧が正常値であるのも関わらず緑内障になる正常眼圧緑内障患者が日本では多い。一度傷つけられた視神経は元に戻らず、進行を止める治療が行われる。最悪失明にまで至る病気、早期発見が決め手となる。急性緑内障は急激な眼圧上昇、目の痛み、頭痛吐き気があり判りやすい |
日本眼科学会 万有製薬 参天製薬 | |
インプラント | ここでは歯の話に限定するので、デンタル・インプラントということになる。今までは歯を抜いた場合はブリッジや入れ歯で咀嚼できる歯の状態を維持した。現在でもそれは主流だと言えるが、最近は顎の骨にチタン合金を埋め込み、人工の歯根を作り、その上にセラミックの歯を組み込む治療法が開発された。治療実績も向上、最後の治療法でもあるが保健適用外なので、一本総額40万くらい掛かることと治療期間が長くなるのがネックである |
銀座オーラルクリニック | |
老人性難聴 | 俗に「耳が遠くなる」という状態。内耳の最も奥にある蝸牛という器官の有毛細胞が加齢によって衰える。若い時は20000ヘルツの音を聞くことが出来たが、中高年を過ぎると10000ヘルツ以上の音は聞こえなくなる。問題なのは進行して1100ヘルツの音が聞こえなくなると通常の会話が聞き取れなくなる。加齢による難聴は補聴器に頼る事になる |
gooヘルスケアー Jalux | |
加齢臭 | 30代後半から臭ってくる中高年男性独特の臭い。加齢臭の元はノネナールという体臭成分である。この成分、毛穴の奥の皮脂腺から分泌される脂肪酸に原因があるようで、40代以上の男が多く分泌する。その上ホルモンの分泌が低下することで活性酸素が増加、臭いを相乗的に高めるようだ。女性も5,60代になるとホルモン分泌が低下、同じような臭いを発してくる |
AllAbout FUJITSU | |
勃起不全・ED | 性交時に充分に勃起しない症状。時々という場合から常にという場合、或いは突然など様々だが、特別の場合を除いて40代からは多かれ少なかれ多少の兆候はみられる。原因は病気、薬物、生活習慣などといわれるが、ハッキリした原因は総合的なもので定かではない。基本的には加齢が根底にある。昔から多くの治療法が存在するが、効果はあったりなかったりだった。現在はバイアグラなど多くのED治療薬が開発され、その90%に症状の改善がみられる |
EDネットクリニック ED-info.net EDケアサポート | |
早漏・遅漏 | 性行為において、挿入前・挿入中に意志に反して、瞬時または1,2分で射精してしまうのが早漏。その逆で挿入後、意に反して射精に時間が掛かる、または射精できない状態が遅漏。共に病気というよりも性行為における射精に関する状態をさす |
メルクマニュアル医学百科 gooヘルスケアー | |
性感染症・STD | 広い意味の性行為で感染する病気の総称。細菌やウィルス、原虫によって感染する。最近多いのはクラミジア、ヘルペス、淋病、尖圭コンジロームなど。若年層との接触には特に注意が必要なようである |
healthクリニック 性の健康医学財団 都福祉保険局 | |
眼底出血 | 眼底は眼球の一番奥なので肉眼では見えない、表面の結膜出血を見て眼底出血なんて話を聞くが違う。いわゆる網膜における出血だと思えば間違いない。出血量は少量だが視力障害に至る場合もある。糖尿病になると眼底出血が起きる場合がある。治療はその出血が加齢によるものか高血圧や糖尿病に起因するかの判別により異なる。以下サイト参照 |
加藤眼科 産経新聞 西伊豆眼科クリニック | |
不整脈 | 脈拍が不規則になり、息苦しさや血圧低下をまねく。心臓上部の洞結節という心臓のリズムをコントロールする電気刺激が異常を来たし、脈が不規則になる状態。加齢が主な原因で狭心症など心臓の病気を疑う必要がある |
国立循環器病センター 札幌厚生病院 慶應大学医学部循環器内科 | |
排尿トラブル | 頻尿、尿失禁、尿のキレが悪い、急に排尿したくなり失禁するなど年齢と共に排尿に関する悩みは増える。原因は様々なので以下のリンク・サイトを参照願いたい |
排尿トラブル改善.com 日本コンチネンス協会 | |
男性更年期 | 更年期といえば女性特有の身体状態を指すが最近は男の更年期に注目が集まっている。中年になり男性ホルモン・テストステロンの減少により、女性更年期と似たような症状がみられる事が判ってきたがハッキリと病態として認められるまでには至っていない |
筑波大学泌尿器科 healthクリニック 札幌医科大学 | |
大動脈瘤 | 大動脈は全身に血液を送る幹線道路。心臓から喉仏方向に伸び、胸部に戻り、横隔膜を貫いて腹部に至り、左右の股の付け根に至る。この動脈にコブが出来てしまう病気。動脈の壁が薄くなって膨らむと考えられている。膨らんでも症状はあまり出ないので発見が難しい。しかし、高速で前輪がパンクするようなもの、死に至ることも多い |
国立循環器病センター 徳州会グループ 心臓血管外科・最前線 | |
急性膵炎 | 膵臓は蛋白分解酵素など消化吸収に必要な酵素を分泌している。急性膵炎は様々な原因で活性化してしまった自らの酵素によって膵臓が消化されてしまって起きる炎症と障害。アルコールや胆石が主な原因といわれている。症状:上腹部、みぞおち、左上腹部などが鈍痛又は激しい痛み。食後やアルコール摂取後起きる事が多い |
オリンパス あなたの健康百科 | |
急性肝炎 | 肝臓が肝炎ウィルスに感染した場合に主に使われる。A,B,C,D,E型のウィルスがある。ほとんどがABCのいずれかのウィルスによる感染と炎症が多く、一般的に風邪の症状に似ているが黄疸症状が出る。薬剤による肝炎被害が07年話題になっている |
e治験.com 慶應大学医学部消化器内科 | |
脳腫瘍 | 脳に出来る腫瘍の総称で良性悪性の割合はほぼ半々。平均して50歳前後が好発年齢といわれている。脳自体から発生する原発性脳腫瘍と他の臓器のガンが転移してきた転移性脳腫瘍がある。腫瘍の種類は主に出来た場所によって種類が分類されてるが多岐にわたるのでリンクサイトを参照願いたい。症状も様々だが、頭痛・吐き気。嘔吐が3大症状といわれている。診断はCTやMRIによって比較的容易に診断できることが多い |
東海大学病院脳神経外科 メルクマニュアル医学百科 | |
脳梗塞 | 脳の中の動脈の支流に血の塊である血栓や脂肪沈着物が血管の壁から剥がれ落ち、脳の動脈を塞いでしまう。脳の血管が塞がることで周辺の脳細胞が死滅し、死んだ部位によっては手足の麻痺、言語障害などの後遺症が残る。比較的軽い血栓症(一過性脳虚血発作)と太い動脈を塞栓してしまう塞栓症がある。後者は特に時間との勝負が決め手といわれ、分単位の勝負ともいわれる。症状は手足の麻痺、足がもつれる、箸を落とすとか口がもつれる、モノが二重に見えるなど |
日本脳神経外科学会 NO!梗塞.net メルクマニュアル百科 | |
脳出血 | 脳出血は脳の内部で枝分かれした細小動脈が高血圧の影響で動脈硬化を起こしている部位が破れ、脳内に血腫が出来てしまう。正確には「脳内出血」と言い「くも膜下出血」と分けて捉える。昔の呼び方だと「脳溢血」というヤツで、高血圧によって引き起こされることが多く、50代から急激に増える。大脳の中心部で出血することが多く、大きな後遺症が残ったり、死に至ることも多い。症状は頭痛目眩吐き気などだが、重症な場合には一気に昏睡状態となりイビキをかくのが特長である。比較的血圧が上昇する、午前中に起きる事が多いといわれている |
東芝・医学の基礎知識 社会保険健康事業財団 メルクマニュアル百科 | |
くも膜下出血 | くも膜は頭蓋骨の中にある脳を守っている膜の一つで血管と脳脊髄液が循環している。このくも膜の下(脳の外)に出来てしまった動脈瘤などが破け出血してしまう状態。40代以降が好発年齢であり、死亡率も高い。症状の多くは一気に来る頭痛、激しい嘔吐、それから気絶という激しいものである。生命を取り留めた場合には合併症が必ず起きるとは限らず、運動などの神経の麻痺が起きない事も多い。同じ脳出血でも「脳内出血」とは合併症で多いに異なる |
東海大学病院脳神経外科 東京大学附属病院脳神経外科 日本脳神経外科学会 | |
脳卒中 | 脳の血管が詰まる、破れることで起きる病気の総称。血管が詰まることで起きるのが、脳梗塞、脳血栓、脳塞栓症、一過性脳虚血発作。血管が破れる事で起きるのが、脳内出血(脳出血)、くも膜下出血 *各項目参照 |
厚労省・生活習慣病 | |
認知症 | 老化による物忘れなどではなく、脳や身体に器質的問題があって日常の記憶力や判断能力が低下する状態。多くは脳における障害で発生する。代表的な病気がアルツハイマー病と脳血管障害である。85歳以上の25%が程度は別にして認知症になるといわれている。老化による物忘れなどは自覚があるが、認知症になると自覚がないのが特徴である。最近では働き盛り世代の発病も増加しているのでオヤジジは要注意である。以前はボケとか痴呆症と呼んでいた |
認知症を知るホームページ 認知症ネット 認知症なんでもサイト | |
アルツハイマー病 | 原因とそのメカニズムはまだ解明されていない。進行性が早く精神機能の消失、神経細胞の消失、老人斑の発現、神経原線維の変化など、脳神経細胞が破壊、萎縮して脳の機能を低下させる。どうも遺伝子要素が大きいらしい。現在わずかに進行を止める治療はあるが、最終的には呆けることになる |
東京都神経科学総研 病気の話・病気辞典 メルクマニュアル百科 | |
パーキンソン病 | 4、50歳から発症、徐々に進行する原因不明の神経変性疾患。神経の伝達物質のひとつドーパミンの減少で起きるという事が判っている。多くは片側から症状が現れ、手足のふるえ、表情が乏しくなり声にも抑揚がなくなる。歩き方がぎこちなくなり、歩行のリズムがとれなくなる。ドーパミンを補充する薬の効果もあり、外科的治療もあるので治療法はある程度確立している。また、この病気で直接死に至るようなこともない |
東海大学病院脳神経外科 難病情報センター メルクマニュアル百科 | |
うつ病 | 何らかの原因で気分が落ち込み憂鬱になり活力を失う。同時に肩こりや不眠など身体的症状も現れ、2,3週間経っても同様な状態が続く。軽度な鬱も含めると20%くらいの人が気づかずにうつ病になっているという説もある。最近では知られるようになった病気だが昔は「怠け病」などといわれた。適切な治療を受けることで改善することが多いが中高年の自殺の原因とも言われるだけに、早めの治療が決め手となる |
うつ病プラザ e治験ドットコム なかおクリニック | |
心身症 | 多くは何らかのストレス(社会的要因)を受けて自律神経の働きが鈍り、身体の何処かに異常を来たす「精神的な原因」によって引き起こされ結果からだの一部に器質的病変がある病態をいう。簡単に言えば、ストレスが「身体の疾患」としてあらわれるもので胃潰瘍などがその代表で消化器系、呼吸器系(喘息など)、筋肉系(凝り、痛みなど)、循環器系(高血圧など)などが現れる。結果的にはその身体の部分部分の治療が優先される |
心療内科学講座 病気の話・病気辞典 WomenJapan | |
自律神経失調症 | 心身症のように身体の一部に歴然とした症状が現れずに頭痛、だるさ、微熱の症状がある。しかし、何処にも器質的病変が見つからない身体状態をいう。つまり何だか判らないと「自律神経失調ですな」などと言われるような病態。交感神経と副交感神経の連動が悪くて起きたり、起きなかったりするので症状も曖昧で何時も頭痛やだるさ微熱があるわけでもないので、診察も難しい |
selfdoctorネット 知っておこう・自律神経失調症 | |
脳血栓 | 脳の動脈で動脈硬化が起き細い部分などが出来、そこに血の塊が引っかかり(血栓)結果的に動脈を詰まらせる状態。結果として脳梗塞起きやすくなる。症状は頭痛や吐き気だが進行は遅く風邪だろうくらいに思う事が多い。原因は動脈硬化が起きていることで、高血圧、高脂血症、糖尿病などに起因する。しかし、結果的に脳梗塞への一本道でもあるので、早めの対処が重要だ |
公立岩瀬病院 石田医院 | |
脳塞栓症 | 脳血栓が脳動脈の硬化で進行するため前触れがあるのに対し、この心原性脳塞栓症は主に心臓内で出来た血栓が血流に乗って脳動脈に運ばれ、血管を詰まらせる。一気に動脈を詰まらせることが多く、即脳梗塞になることが多い。直接の原因は心臓の「心房細動」(鼓動と鼓動の間がすべて不規則になること)によるので、不整脈などに注意が必要 |
公立岩瀬病院 東海大学八王子病院 | |
胃潰瘍 | 胃液によって自らの胃の粘膜を自己消化してしまい、胃粘膜組織を傷つける状態。胃液は食べ物と一緒に体内に取り込まれる菌を殺傷するために必要なので、強力な酸性である。この塩酸並みの胃液は正常だと胃粘膜を侵食したりしないのだが、胃液の分泌が過剰になったり、何らかの状況で胃壁を攻撃する因子が増えると、胃自体の自己消化という状況を作り出す。症状は主に痛みと胸焼けなどだが、痛みを感じない場合もある。現在はほとんど胃酸を抑える薬で2ヶ月くらいで治るが、再発し何度も繰り返す病気でもある。最近はピロリ菌が一部胃潰瘍の再発に影響していると考えられるようになっている |
玖珂中央病院 オリンパス エーザイ胃のサイエンス | |
胃ポリープ | 胃の粘膜に出来る小さくふくれたイボ。ほとんどは良性だが、内視鏡で生検確認をしておくか切除する場合もある。小さい場合には、治療する必要がないことも多い。症状はほとんどなく、最近ではピロリ菌との関係も疑われている |
黒川医院 gooヘルスケアー エーザイ胃のサイエンス | |
薄毛・抜け毛 | 一定の年代になると半数近くの男性は抜け毛が多くなり、その内の一部が薄毛になり、場合によると禿げてしまう。一部だけでなく、頭髪全体に及ぶ事もある。多くは病気ではなく、老化現象と考えられる。現在は遺伝的要因と男性ホルモンが相互的に作用して起きると考えるのが主流である |
healthクリニック | |
エコノミー症候群 | 正式には深部静脈血栓症という。飛行機に限らず、同じ姿勢でいることで膝周辺の静脈に血栓が出来、下肢の腫れや痛みがみられる。普通は同一の姿勢を解除することで徐々に改善する。最も怖いのは、この血栓が肺動脈まで還流して肺梗塞を起こすことであるが例は少ない。飛行機に乗る時だけでなく、運転やPC作業など同じ姿勢を何時間も続ける場合は注意が必要である |
ティーペック健康ニュース | |
下肢静脈瘤 | 下から上に血液を押し上げなければならない静脈は静脈弁と筋肉の連動で不可能を可能にしている。何処かにポンプがあるわけではない。加齢や運動不足、立ち仕事が常態化している場合など、下肢の血液量が増えすぎる。血液が溜まりすぎると、この静脈弁への過度の負担がかかり、結果的に弁が壊れる。この弁は再生することはないので、血液の逆流を止めることが出来ず、下肢の静脈が膨らみ脹脛などに静脈が浮き出る状態。下肢のむくみ、だるさ、痒み、攣りなどが現れる。治療方法はストッキング療法から手術まで |
下肢静脈瘤広報センター 下肢静脈瘤のはなし 御茶ノ水血管外科クリニック | |
ガングリオン | 手足の関節や腱に接して発生する粘液のう胞。良性ののう胞で中にはゼリー状の液体が入っている。原則のう胞自体で痛みなは出ないが、周辺の神経を刺激し痛みを感じる場合もある。男性よりも女性に多いのう胞だが発生するメカニズムはハッキリしない。針で内部の液体を抜くことも可能だが、概ね再発する。手術もありうるが同様に再発の可能性がある。なぜか自然に消失することもある |
メルクマニュアル百科 整形外科医散歩道 | |
ぎっくり腰 | 20代から40代までに多くみられる急性の腰痛症。中腰で物を持ち上げようとしたり、曲げていた腰を急に伸ばす、急に腰を曲げる、長時間腰かけていて立とうとしたときなどに起きる。おそらくだが脊柱の軽い捻挫と考えられる。何度も繰り返すことで椎間板ヘルニアへのリスクはあるが、数回程度の経験では心配はいらない。当初は動く事が出来ない場合が多いが、数日でほとんど治る。強めの鎮痛剤で歩行が可能な場合もある |
小田切医院 healthクリニック | |
結核 | かつては国民病とまでいわれた病気だがBCG予防接種や国民の栄養が良くなることで比較的縁のない病気になりつつあった。しかし、最近は高齢者と若者の結核発症が目だって増えてきている。結核菌に免疫力がある場合、感染はするが免疫機能が働くので発症はしない。ところが年齢による抵抗力の低下などによって、感染が抑えきれずに発症することが高齢者で多くみられる。また結核菌との遭遇が少なかった若者世代でも都市部を中心に結核の感染発症が目立つようになってる。症状は風邪に似ており、咳、微熱、だるさなどだが小さな咳が続き、微熱が続くようなら注意が必要。治療は痰に結核菌がある場合は入院投薬、菌が出ていない場合は通院投薬も可能である |
健康の森・結核 岩手県予防医学協会 | |
脂漏性角化症 | 脂漏性疣贅ともいう中高年から主に顔や胴体に発生する。円形乃至は楕円状で、茶や黒い膨らみのあるシミでほとんどが良性である。痛みなど症状は乏しく、見た目の問題になる。凍結切除かレザー療法で容易に除去出来るが気にならない場合は放置も可能なシミである |
メルクマニュアル百科 | |
脂漏性皮膚炎 | 皮膚から分泌している皮脂が何らかの事情で過剰になることを脂漏という。この脂漏が真菌などによって分解されて皮膚に炎症を起こす病気。顕著な症状が頭髪のふけである。皮脂分泌に関係する男性ホルモンは脱毛症の主たる原因でもあるので禿とも密接に関わっている。鼻のまわりや胸背中の中央部や脇の下に脂っぽい薄い瘡蓋のようなものが出来、ふけのように剥がれる事が多い。塗り薬で対処可能だが再発率は高い |
脂漏性皮膚炎・ふけサイト | |
声帯ポリープ | 喉の使いすぎが原因で起きる声帯のデキモノ。数日とか数週間で声が掠れ声や呼吸音混じりの声になる。声帯内視鏡で簡単に診断はつく。同様の症状が現れる声帯結節は発声を抑えることで消失するが、ポリープが出来た場合は多くは切除が必要となる |
たなか耳鼻咽喉科 メルクマニュアル百科 | |
帯状疱疹 | 子供の頃にかかった水疱瘡のウィルスが体の神経節に長期間潜伏、免疫力の低下によって復活する症状。神経節に沿って赤い粒々発疹が体の片側に帯状に出てくる。粒々はその後水ぶくれをつくる。チクチクとした痛みから衣服に触れるだけでも激しい痛みを感じるようになる。3週間から1ヶ月くらいで水ぶくれからかさぶたになって治癒することが多い。治療は抗ウィルス軟膏と鎮痛薬が投与される。我慢すれば1ヶ月くらいで自然治癒することもあるが、帯状疱疹後神経痛になると厄介、早めの治療が必要である |
グラクソ・スミスクライン 吹田福祉医療センター メルクマニュアル百科 | |
多臓器不全 | 生命維持に必要な臓器(腎臓・肺・肝臓・心臓など)7っのうち2っ以上の臓器が同時又は短期に機能を失った時の状態を指す。多くは死に至る |
病気の話・病気辞典 | |
飛蚊症 | 明るい所や白いものを見ると、蚊のような模様が視線と一緒に付き纏い視界に見えてしまう症状。これは眼球の硝子体の濁りによるもの。老化とともにある程度起きる症状なのであまり気にする事はない。ただ、蚊のようなものの数が急増した時は網膜はく離などのリスクもあるので注意が必要だ |
三和化学研究所・目と健康 参天製薬 | |
水虫 | 足の指の間などに発症、かゆみ、爛れ、水痘、皮剥けなどが出る菌感染。大袈裟に言うと隠れ患者数は国内3000万人などといわれている白癬菌が手足の指の間に住み着くことで起きる病気。老化によって皮膚が角化したり、欧米生活スタイルが菌の繁殖を容易にする。非常に治療に時間がかかるが気長に確実に抗菌塗り薬を使用することで完治する。爪白癬、いんきんたむし、しらくも等もこの白癬菌で起きる |
水虫.com(Bayer) 水虫ちゃんねる(ヤンセンファーマ) | |
頸椎椎間板ヘルニア | 椎間板ヘルニアというと腰が痛むものと思いがちだが、首から腰までの背骨全体に椎間板はある。腰部椎間板ヘルニアが20代後半から起きるのに対して、4,50代から目立つのがこの頸椎椎間板ヘルニアである。背骨の骨と骨(椎骨)の間でクッションの役目をしているのが椎間板である。この椎間板に亀裂が入り背骨の中の脊髄や神経を圧迫して痛みなどを起こす病気。動きの大きい第4から第6頸椎で起きやすい。首、背中の痛みや首を回そうとして激しい痛みを感じることもある。頸椎付近で脊髄が傷められた時は、手足のしびれなど運動障害が自覚できる場合もある。診断は診察とCT又はMRIで確定する。治療は保存治療(頸椎カラー)の装着から投薬、温熱療法、手術がある |
日本脳神経外科学会 健康の森(日本医師会) gooヘルスケアー | |
尿毒症 | 多くは慢性腎不全の最終段階で起きる症状。腎機能の低下で体外に排出されるべき老廃物や毒素が血中に蓄積され体液異常を起こす症候群の総称。老廃物の排出、水分や電解質の調整、ホルモンの調整など腎臓が司る機能を低下乃至は停止させる病気。症状は乏尿、貧血、むくみ、痒み、倦怠感、口臭、胸水など様々。入院治療だが人工透析療法に至る事が多い |
gooヘルスケア 腎不全と尿毒症 | |
肺真菌症 | 多くは免疫抑制薬を投与されている場合に起きる。症状は発熱、喀痰、咳、肺の浸潤であり、肺炎、肺膿瘍、胸膜炎などを引き起こす症状。真菌は本来自然界にあり病原性は弱いのだが、白血病、膠原病、糖尿病、癌など免疫抑制状態の人に起きやすい。そもそも体内に存在した真菌や空気や食物によって入ってきた真菌が肺で増殖、毒素を放出し組織に障害を与える。多くは肺に空洞が出来るのが特徴である。一般的に健康な状態の人には起きることは非常に少ない |
グラクソ・スミスクライン gooヘルスケア | |
肺水腫 | 肺浮腫ともいう。肺内の毛細血管から血液中の水分が過剰に染み出し、肺胞や気管支に水が溜まる症状で呼吸不全になりやすい。本来血管の壁を通して周囲の細胞に酸素や栄養分を補給、老廃物を回収するという還流があるが、このバランスが崩れて起きる。原因は左心不全などによる毛細血管の内圧上昇、肝硬変などで血管壁たんぱく質の減少で血漿が漏れやすくなる、肺炎などによって血管の壁が血漿を通しやすくなるなどの原因がある。又化学兵器や麻薬の吸引などでも起きる。症状は呼吸不全とピンク色の泡状の痰、そして喘鳴である。診断はX線で確認が可能。治療はその原因により様々である |
gooヘルスケア 病気の話・病気辞典 | |
ピロリ菌 | 以前は胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因はストレスや胃酸過多がほとんどと思われていたが、最近はヘリコバクター・ピロリ菌という細菌の関与が注目されている。この細菌は胃の粘膜の中に棲息し、粘液の中に潜り込んで胃酸からの攻撃を逃れながら棲みついているといわれる。(定説ではない)このピロリ菌が粘膜障害を起こすメカニズムは研究途上だが(自ら毒素を出す、ピロリ菌が出すアンモアが直に攻撃する、菌によって活性酵素が粘膜を破壊する、粘液細胞を直に壊すなど)兎に角、胃や十二指腸の粘膜を傷つけやすくするようだ。そこで怪しい菌(ピロリ菌)を除菌してしまう考え方が生まれてきた。除菌は潰瘍の薬(PPI)1と抗生物質2の3剤併用療法が主となっている。多くは1週間で効果が現れる。極最近は胃がんとの関係も深いという発表もある |
武田薬品 慶應義塾大学病院消化器内科 今治市医師会・ピロリ菌のページ | |
閉塞性動脈硬化 | 足の血管が動脈硬化を起こし血管が細くなり、充分血流が保てなくなる病気。初期は歩行時の足(脹脛が中心)のしびれ、痛み、冷え。進行すると安静時でも同様の症状が見られ、場合によると手足に潰瘍が出来壊死が発生する。治療は先ず無理のない程度に歩行する運動療法と投薬によるが重症の場合には外科的治療法もある |
国立循環器病センター 科研製薬 | |
慢性気管支炎 | 本来呼吸によって気管に入った空気は、さらに細い気管(気管支)を通って肺の深部に達し、酸素が取り込まれる。この気管と気管支は気道と呼ばれ表面は繊毛に覆われ粘液と協力して気道に侵入した異物(微小のゴミや細菌)を絡めとり、痰として排出する。この気道の繊毛運動に異常をきたすのが気管支炎であり、「咳痰が2年以上継続し、冬場には痰が切れなくなる」が慢性気管支炎と呼ばれる。症状は起きがけの痰の切れが悪く喉に絡む、痰の粘り気が強い、喘鳴を伴うこともある。喫煙、大気汚染、ハウスダストなどが原因といわれている。治療は主に痰を排出させる薬や気管支拡張薬、時には抗生物質が状況に応じて投与される |
グラクソ・スミスクライン社 社会保険健康事業財団 | |
老化 | 人間の老化現象とうものを科学的に一口解説するのは難しい。加齢に伴って起こる非可逆的な生理機能の低下ってことになるが、たいした説明にはなっていない(笑)あまりにも当然の現象であり、自然に受け入れている状態であり決して病気なわけではない。生きている以上寿命はあるだろう?成熟期以降それに向かって老化するのは当然だ、そう思いたいところだが、単細胞生物に寿命はない。ウィルスもバクテリアにも寿命という言葉に無縁である。つまり単細胞生物は不老不死なのだ。ところが哺乳類には寿命がある、どう頑張っても人間125年くらいが限界のようだ。老化というのは単純に加齢によって、更年期が来るとか、肌に皺やたるみ、シミが出るとか、禿げるとか白髪になる、老眼になる、耳が遠くなるなど、そういう事でもある。また痴呆、動脈硬化、骨粗鬆症、そのほか臓器も縮小、手足の筋肉もやせ細り、脳組織も萎縮してくるのが老化だということも出来る。ではそうした老化のメカニズムはどうなっているのだとなると諸説がある。ここでは省略するが、DNA研究で判ってきた染色体のテロアメという構造や老化を促進する活性酸素、それと遺伝子などが複雑に絡み合って起きる現象のようである。その辺はリンクサイトを参照願いたい。人間にも寿命のないバクテリアのように永遠に分裂を続ける細胞が二つだけある。生殖細胞、そしてもう一つが癌細胞である(これは科学的というより哲学的事実だ) |
健康ネット メルクマニュアル百科 健康長寿ネット | |
一過性脳虚血発作 | TIAともいう。ほぼ脳梗塞と同じ症状だがその症状が極めて一過性であり、数分とか数時間で元通りになる発作。脳卒中の一種で半身の痺れや言語障害が起きる。多くは小さな血栓が詰まって起きるので、溶けて流れてしまったり、隙間が出来て血流が戻る事で回復する。しかし、この発作が起きた場合脳梗塞や心筋梗塞の前触れといわれている。脳梗塞のように脳組織の壊死はないので、普通後遺症は残らない。一般のMRIでも異常は認められないが特殊MRI検査をすると一時的に機能を失った脳組織を確認できる |
メルクマニュアル百科 社会保険健康事業財団 YAHOOヘルスケア | |
特発性間質性肺炎 | 肺呼吸は肺の中で血液の酸素と二酸化炭素の入れ替えをしている。これを行っているのが肺の中の小さな袋(肺胞)だが、肺胞の薄い壁や周辺に何らかの理由で炎症が起き、薄くないと困る壁を厚くしてしまう病気。結果、咳が止まらず、酸素が取り込めず息苦しくなる。肺に炎症が起きているにも関わらず(肺炎)抗生剤が効かない場合は疑う必要がある。一時治っても、炎症が落ち着いた跡が硬くしこりを残し肺が膨らまない状態になることもある。原因は関節リウマチ、皮膚筋炎、全身性強皮症などの膠原病、なんらかの物質の吸入、薬剤などといわれるが、治療方法は正直確立されていない。ステロイド、免疫抑制剤、酸素療法も行われ、進行した場合には肺移植の適応まである。つまりは難病と言う事で現実難病に指定されている |
難病情報センター 病気の話・病気辞典 | |
尿道炎 | 女性の尿道炎は細菌、真菌、ウイルスによって起こりますが男性の場合はほとんどが性行為によって感染した淋菌またはクラミジアによるものである。症状は尿道の痒み、排尿時の痛み、それから膿の流出で歴然とする。治療は淋菌性の場合は抗生物質の注射、クラミジア性の場合は抗生物質の内服になる。つまり男の尿道炎は性病と言っても過言ではない |
東京医科歯科大学泌尿器科学教室 メルクマニュアル百科 | |
胃食道逆流症 | 胃は粘膜で自分の胃酸と消化酵素を防御している。しかし食道は胃酸などを保護する粘膜を持たないので、胃の中の胃酸や消化酵素が逆流すると強い胸焼けを起こす。本来食道下部に逆流を防ぐ括約筋があるのだが、何らかの原因でその機能が低下すると起きやすい症状。原因は喫煙・アルコール・チョコレートや薬剤によって起きる。症状の多くは胸焼けだが、時には口まで胃の内容物が戻る事もある。時には食道が炎症を起こし、吐血することもある。症状が軽い場合は制酸性薬で和らぐ |
保健新報 メルクマニュアル百科 武田薬品工業 | |
咽頭炎 | 鼻腔や口腔の奥にある管状部の炎症。症状は急激な咽頭の痛み、咳、全身倦怠、時に頭痛発熱を伴う。慢性の場合、常時エヘン虫がいる状態になる。ウィルスや細菌感染で起きるのが急性咽頭炎、慢性はそれが治りきらないとか喫煙や飲酒で咽頭を常に刺激し続けるために起きる。治療はうがいと咽頭を刺激しないことが大切、喫煙飲酒は禁物になる |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
陰茎形成性硬結症 | 別名ペイロニー病と呼ばれる。陰茎が勃起時に多少曲がることは健康な場合もある。陰茎の炎症が原因で陰茎の線維組織(海綿体)が壊れて厚くなり、結果的に陰茎が勃起時に湾曲してしまい、痛みが生じ性行為に支障をきたす病気。なぜ炎症が起きるのかは判っていない。陰茎のしこりは平常時にも触ると確認できる。内科的治療には限界があるようで、手術も選択の一つとなるが成功率は低いようだ |
gooヘルスケア UROLOGY メルクマニュアル百科 爽快ドラッグ | |
鶏眼 | ウオノメともいう。足の指の甲側関節部に出来ることが多い皮膚の隆起(角質増殖)物理的刺激が繰り返されることで出来る。角質部に垂直の力が加わると痛みを生じる。肥厚した角質柱がくさび状に下方に入り込んでいる。治療は張り薬で角質柱を抜き取る対処療法から手術まで |
gooヘルスケア | |
運動ニューロン疾患 | 代表的な病気が筋萎縮性側索硬化症。突然、運動神経が筋肉に正常な命令(運動ニューロン)を伝えられなくなる症候群。進行性が強く、筋肉に問題がないのに筋力が低下したり萎縮を起こす神経変性疾患。50代前後に多くみられ難病に指定されている。アミノ酸代謝異常や自己免疫などの原因が考えられているがハッキリしていない。現時点では有効な治療法は見つかっていない |
難病情報センター メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
円形脱毛症 | 人間が持つ外部からのウィルスや細菌に対する防衛能力(自己免疫)が異常な反応を示して自分の体に損傷を与えて起きる突然の脱毛。多くは円形に脱毛、時に全部脱毛が起きる事もあるが最終的には自然に治癒する。以前はストレスが原因だといわれてきたが違う。一部長期的に治らない場合、ステロイド系塗り薬や注射で治療する。難治なケースも僅かにあるようだ |
日本医師会・健康の森 gooヘルスケア | |
潰瘍性大腸炎 | 何らかの原因により、大腸の粘膜に炎症が起き、びらんや潰瘍ができる病気。炎症は直腸付近で始まり、徐々に結腸に広がることが多い。下痢や血便、それに伴う発熱など。このような症状が悪化、落ち着きを繰り返し、慢性化していく。原因は現在のところハッキリしていない。免疫異常説が有力だが定説にはなっていない。2,30代から4,50代までに好発症する難病指定疾患 |
難病情報センター UC WAVE メルクマニュアル百科 | |
拡張型心筋症 | 心筋(心臓の壁を組織している筋肉)が何らかの原因で細胞の性質が変わり、心臓の壁心筋が薄くなる。結果的に心臓が著しく拡大して収縮力が低下する。原因は現在のところ不明で難病に指定されている。5年生存率が54%というリスクの大きい病気で突然死に至ることもある。進行性の場合や重症の場合、心臓移植を考える病気。確定診断も確立されていないので、自覚症状に頼る場合が多い。 |
難病情報センター gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
下垂体線腫 | ホルモン制御の中枢である下垂体に出来る、主に良性の原発性の腫瘍で好発症は青年期から老年期。下垂体の腫瘍はホルモンを過剰に分泌する「ホルモン産生腺腫」逆にホルモンを分泌しなくなる「非機能性腺腫」などに分けられる。症状はホルモンの分泌に関わる内分泌症状と腫瘍が大きくなる事で周囲の組織を圧迫、視神経や視交叉に影響、視力視野障害を引き起こす。内分泌症状では性欲低下、勃起不全などの症状がある。治療法は腫瘍によって異なるが、手術か薬物治療、放射線療法が夫々選択される。尚、成長ホルモン産生腺腫では、小児期にこの病気になると巨人症になる。成人になってからだと、先端巨大症になる |
国立がんセンター 日本脳神経外科学会 | |
花粉症 | 日本人の15%が罹患するといわれる今や国民病。アスファルト道路がほとんどの都会では20%以上の人がこの症状に悩まされる。多くスギ花粉に対するアレルギー性鼻炎だといえる。主に春先花粉が舞う時期になると、3大症状(クシャミ・鼻水・目の痒み)が出る。クシャミと鼻水は花粉を体外に出そうという防御反応である。目の痒みも同様に防御反応だといえる。稀に微熱や頭痛を伴うこともある。 罹患するのはアレルギー体質の人で、花粉に会えば会うほど抗体価が高くなり、症状が起こりやすい。抗体価が急上昇すると、去年までは平気だったのに今年になって突然花粉症になる。これはその人の受容体のキャパを越えフローした時点で発症する。 決定的治療法はなく、対処療法。抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、副腎皮質ステロイドなどが処方される。花粉から身を守るテクニックが各種メディアから発信されるが、限界はある。アレルギー体質の改善という方法もあるが現実的ではない |
厚労省・花粉症特集 協和発酵・花粉症ナビ 参天製薬 | |
乾癬(かんせん) | 昔は日本人には非常に少ない皮膚病だったが最近増えている。膝や肘などモノと当たる部分に赤い斑点が出るが痒みは少ない皮膚病。顕著な症状は斑点に多量のフケが付くことである。このフケはしつこく、剥がそうとすると出血したりする。気にして掻き毟ると新たな斑点ができ、面積を広げる。多くは塗り薬で治療可能であるが時には斑点が全身に出る場合もあり、又再発を繰り返す。稀であるが男性がなりやすい、リウマチのような関節炎をともなう関節症性乾癬がある。 |
日本皮膚科学会 マルホ皮膚科疾患情報 メルクマニュアル百科 | |
眼瞼けいれん | よく勘違いするのが片方の瞼が意志に関わらずピクピク動きイライラする瞼の痙攣。これは瞼の動きに関係がある眼輪筋の線維束収縮で、疲労や眼の疲れから中高年に多くみられる。点眼薬程度で1,2週間で回復するのであまり気にしなくてもいい。 本来のこの病気の症状は初め瞼に違和感、眩しさ、まばたきが増えることが多い。それから瞼の頻繁な痙攣や眼を開けていられない症状が出、女性に多くみられる病気だ。脳内の運動抑制機能に障害が起きて出る症状だが原因は明確でなく症状を抑える治療が主である。瞼の痙攣と口なども一緒に痙攣する場合は顔面神経や脳内の障害を疑う必要がある |
グラクソ・スミスクライン gooヘルスケア | |
顔面神経麻痺(ベル麻痺) | 多くは突然、片側の顔面の運動神経が思うに任せなくなる。額に皺が寄らない、瞼を閉じられない、口が曲がる、口笛が吹けなくなる。時には耳鳴り、味覚障害なども起きる。原因は今ひとつハッキリしていないが、極寒に出会うとか、ウィルス(ヘルペスなど)に感染する事等で、脳から出ている顔面神経が腫れたり圧迫される事で起きるようだ。治療は副腎皮質ステロイドが主で、抗ウィルス薬(ヘルペス)も有効だといわれている。多くは1,2ヶ月の治療で回復するが、麻痺が顔全体に出ている場合は完全に回復しない場合もあるようだ |
杏林大学病院 ティーペック健康ニュース メルクマニュアル百科 | |
乾皮症(ドライスキン) | 早い話が乾燥肌である。中高年男性に多くみられ、60歳以上の男性の90%以上が度合は別にして、この症状を持っている。老人性乾皮症も同じもの。乾燥する季節になると皮膚がカサツキ痒みを伴う皮膚の症状。脹脛や腰周りに多くみられ、粉を吹いたりひび割れたような状態になる。加齢による生理的変化で皮膚の表層の角質層が厚くなり、皮膚表面に体内からの水分が到達しにくくなる。また皮膚表面の脂質の減少や保湿能力の低下により、角質表層の水分が保てなくなりって生じる。治療は症状がひどい場合ステロイド外用薬を使うが、多くはスキンケア対策が重要になる |
茅ヶ崎市立病院 内海内科クリニック 日本薬学会 | |
気管支拡張症 | 気管支拡張は気管支の壁が何らかの原因で傷つき、気道の一部が拡がり元に戻らなくなる状態。症状は慢性的咳、粘度の高い痰、時には血痰などで原因は感染症、先天性、免疫異常や他の肺の病気から発症する。治療は対処的には喀痰を促進する内服薬、痰の吸引、抗菌薬の投与が行われる。血痰、喀血の場合、結核・肺ガンとの区別が重要になる |
メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
偽痛風 | 痛風によく似た関節の痛みだが、痛風が足の指先が痛くなることが多いのに対して、膝関節に多く発症する。痛風が尿酸塩の沈殿で発生するのに対して偽痛風(ギツウフウ)はピロリン酸カルシウムの結晶沈殿で起きる関節痛。好発年齢は中高年というより60歳以上と高め。対症療法が主で、内服薬や膝の水抜きと薬剤の直接注入が行われる |
リウマチ情報センター gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
急性精巣上体炎(副睾丸炎) | 副睾丸炎ともいう。本来射精(精巣で作られた精子を一時蓄え精管に送り出す)に関わる機能を果たしているので、送り出す機能の器官だが、この逆の経路で精管から尿の中の細菌が入り込み、炎症を引き起こす。概ね精巣炎になった場合はこの精巣上体も炎症を起こしている。症状は精巣上体並びに精巣(睾丸)の痛み、陰嚢が硬化、腫れるなど。治療は抗生剤の内服、局所の安静冷却などが主体 |
メルクマニュアル百科 gooヘルスケア 東海大学医学部付属病院 | |
副鼻腔炎 | ウィルスや細菌によって副鼻腔の粘膜に炎症が起きる。多くは風邪の慢性化などによって引き起こされる。頭痛、頭が重い、臭いのある鼻汁、膿の出ている鼻汁だが膿については必ず出るとは限らない。同じ炎症でも膿が蓄積される状態の継続は蓄膿症となる。治療は抗生剤、ネブライザー洗浄など。元々鼻や鼻腔の形の問題で治り難く慢性化する場合もある |
遠藤耳鼻咽喉科医院 県立安芸病院 メルクマニュアル百科 | |
腹膜炎 | お腹の内臓器を覆っている無菌であるはずの腹膜が細菌に感染したり、外部からの刺激によって炎症を起こす症状。急性の場合、腹膜全体に炎症が広がる場合は生命に関わる場合がある。原因は細菌による場合、虫垂炎や胆のう炎などの炎症が腹膜に広がる。外部からの刺激は外傷、消化器穿孔による胃液などの漏出。症状は急激な腹痛で継続性がある。治療は限定的腹膜炎なら抗生剤投与で治癒することもあるが、多くの腹膜炎は緊急に手術をする場合がほとんどである |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
劇症肝炎 | 急性肝炎のなかでも重症の肝炎で肝臓の機能障害や意識障害、昏睡などを引き起こす死に関わる状態。初期症状は通常の急性肝炎と同様に発熱、倦怠、吐き気。黄疸症状が出ることで肝炎を疑う。その後早い場合は数日で意識障害が現れる。治療は肝性脳症(肝機能不全で神経有毒物質や神経物質の代謝が行われず意識障害を起こす)の改善が優先する。血漿交換など人工肝補助を行い、合併症の忌避をおこなう |
難病情報センター gooヘルスケア 昭和大学藤が丘病院 | |
血精液症 | 精液に血が混じる症状。精嚢腺や前立腺の炎症や感染が考えられるが、原因の多くはわからない。抗菌薬、止血薬を使うこともあるが自然に治癒することが多い |
木村クリニック泌尿器科 うめやま医院 gooヘルスケア | |
結膜下出血 | 結膜は上下のまぶたの裏側と白目(強膜)の表面を覆っている半透明の膜。この透明の膜の下(内部)の毛細血管が破れて出血した状態。多くは白目部分が赤く染まる。痛みとかの症状もなく、眼球への影響もない。一般的に数日から数週間で自然に吸収される |
参天製薬 平田眼科 | |
原発性アルデステロン症 | 最近、高血圧症患者の5〜10%がこの病気ではないかといわれている。副腎皮質の腫瘍又は浮腫が原因で副腎皮質ホルモンアルデステロンの分泌過剰で起きる病気。腎臓への影響が強く、血液中のカリウムが減少筋力の低下をみる。症状は高血圧と筋力低下、脱力感、疲れやすいなどで高血圧との区別は可能。腫瘍が原因の場合は摘出、浮腫など大きくなっている場合は内服治療 |
難病情報センター 北陸病院 gooヘルスケア | |
原発性硬化性胆管炎 | 胆管は肝臓で作られた胆汁を十二指腸まで流すための管で、その途中に胆のうがある。この部分が慢性的炎症で管が細くなり胆汁が流れなくなり、肝硬変、肝不全を引き起こす炎症。なぜ慢性炎症が起きるかハッキリしないが細菌・ウィルス・免疫機能などの説がある。潰瘍性大腸炎や胆道がんの合併も多くみられる。症状はほとんど無症状で進行すると黄疸、肝臓肥大、腹水などの症状が出る。有効な治療法は確立されておらず、15年以内には死に至ることが多い、難病指定 |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 難病情報センター | |
再生不良性貧血 | 多くは原因不明で、血液中の白血球、赤血球、血小板の細胞成分(血球)が減ってしまう病気。非常に稀な病気で難病に指定されている。症状は主に顔面蒼白、息切れ、動悸、目眩など貧血に類似するが皮下出血や歯肉出血などを併発する。治療は免疫抑制療法と同種骨髄移植で年齢や症状で治療が選択される。一時期の不治の病というイメージから、症状は相当改善するレベルになってきている |
難病情報センター gooヘルスケア 病気の話・病気辞典 | |
持続性勃起 | 血管や神経の異常によって、陰茎海綿体に血液が閉じ込められ勃起が継続してしまう症状。勃起を強制的にさせる薬で起きる事がほとんである。多くは勃起の限界を越えるので痛みが伴う。海綿体の血を抜くことでおさまる場合もあるが、原因によっては様々な方法で治療する。一日以上勃起が継続する場合は、海綿体の変性が起き勃起不全になるので早めの受診治療が必要となる |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
脂肪腫 | 皮下または筋肉深部に発生する脂肪の塊。発生する原因は不明。4,50代に多く発生、背中、肩、尻、大腿部の部分に出来やすい。無症状で長い時間経過で大きくなるが痛みなどは伴わない。放置も可能だが気になる場合は局所麻酔で摘出する*粉瘤とは違う |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
じんま疹 | 突然皮膚の一部が痒くなり、一部が赤く腫れ、多くは小一時間から数時間で消失する。その原因により多くの***蕁麻疹と呼ばれる。原因は食事、薬剤、物理的刺激などで発症する。発生のメカニズムはアレルギーによる血管の反応と考えられている。普通放置でも治ることが多いが、翌日になっても治らない場合は抗ヒスタミンの内服や注射を行う |
日本皮膚科学会 グラクソ・スミスクライン ちかかね皮膚科 | |
食道静脈瘤 | 主に肝硬変に伴って門脈や肝臓の静脈が狭くなり、食道の粘膜の下を流れる静脈に大量の血液が流れ込み出来る瘤。非常に破裂し易いので大出血を起こし死に至ることもある。肝硬変ないしはそれに近い肝炎患者に起きる、最も怖い合併症。多くは内視鏡で静脈瘤の硬化療法を行う |
gooヘルスケア 病気の話・病気辞典 お腹の病気・画像データ | |
心臓弁膜症 | 心臓は血液循環のポンプの役割をしているが、ポンプには弁(4個)があり、それが開いたり閉じたりすることで血液を効率よく循環させている。この弁に不調が出ているのがこの弁膜症。開き難い狭窄症と閉じ難い閉鎖不全症がある。治療法は多岐にわたるので、リンクサイト参照 |
心臓弁膜症サイト 国立循環器病センター 札幌厚生病院循環器科 人工弁ドットコム | |
睡眠無呼吸症候群 | SASとも言われる。睡眠時に「無呼吸」(10秒以上)が一時間に5回以上ある場合などの症状をみせる状態。いびき、熟睡感がない、頭痛などの症状が見られる。生活習慣病との関連も強く、直接病気になるわけではないが、早目の診断と治療が必要。治療は内科的治療、歯科装具、手術に分けらる |
あなたのいびきはSAS 日本医科大学 いびきとSAS | |
舌咽神経痛 | まれだが、40歳以上男性に発症する。扁桃と舌に通じている神経の機能不全で喉や舌の奥のほうに激痛が走る神経痛。症状は三叉神経痛に通じる。多くは三叉神経痛と同様の治療が選択される |
メルクマニュアル百科 東海大学八王子病院 佐賀大学医学部 | |
胆石 | 肝臓で作られた胆汁(消化に必要)を濃縮貯めておく「胆のう」に出来る結石。主に胆のう結石だが、まれに胆管や肝内にも出来る。原因はコレステロールの増減によるコレステロールの塊や細菌によってカルシウムが石化したりすることで起きる。特徴的な症状は胆石疝痛発作(痛みの度合が上下する)で、脂っぽいものを食べた後などに右上腹部が激しく痛む。右肩、背中にも痛みが生じる。治療は胆石を溶かす薬剤の服用、衝撃波胆石破砕術、胆のう摘出などが行われる |
西大阪病院 メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
胆のう炎 | 胆のう及び胆管に起きる炎症。多くは胆のうと胆管に出来た結石が原因で胆汁の流れが阻害されて起きる。右上腹部の鈍痛が多いが時には激痛になる場合もあるが結石によるものとの区別は意味がない。軽度であれば絶食と抗生剤等投薬で治療する。重症の場合は胆汁の体外排出や摘出が行われる。時に腹膜炎を起こすことがあるので注意が必要である |
メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
腸管癒着症 | 大腸がんなどでで手術を受けた場合に起きる合併症の一種。身体が持っている自然治癒反応のなせる業で、開腹手術においては避けられない症状のようだ。問題はその症状の度合ということになる。腸と腸が癒着して起きる症状だが、この最悪な症状が腸閉塞。腹部の手術をした後で腹部の痛みを感じたら、この病気を疑う必要がある。軽度の場合さしたる治療はなく、便秘などにならない生活習慣を身につけることになる |
三重大学医学部第二外科 gooヘルスケア | |
腸閉塞 | 腸の癒着などにより、食物や消化液が腸に滞る状態。腸が拡張し痛くなり(疝痛発作、痛みが強くなったり弱くなったりの痛み)腸の内容物が逆流、吐き気や嘔吐がみられる。原因は手術の後遺症としての腸の癒着、大腸の腫瘍による閉塞、時に激しい便秘などで起きる。治療は閉塞の形によって処置されるが、絞扼性(縛られた状態)を除いて、絶食と補液で様子を見る場合が多い。外科的治療は新たな癒着要因を作るだけなので、出来るだけ忌避されている |
戸塚共立第一病院 メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
低血糖症 | 血液内の血糖(ブドウ糖)が異常に低くなる症状。血糖の正常値は70〜110mg/dL、糖尿病は血糖値がこれより高くなる病気だが、薬の服用間違いや薬効の関係で糖尿病の人がインスリンが出すぎて、この低血糖を経験する。まれに空腹時や食物によって起きる事がある。血糖値の低下は脳への影響が大きく、発汗、神経過敏、ふるえ、失神、動悸、空腹感を感じたり、めまい、疲労感、脱力、頭痛、集中力の欠如、錯乱、酩酊、言語障害などを起こすことがある。多くは飴や果汁の摂取で改善するが重症になると、一気に昏睡という場合もある。インスリン産生腫瘍などで起きる場合もあるが稀であり、多くは糖尿病の人がなる |
gooヘルスケア 植村内科クリニック 東京メディカルケアセンター メルクマニュアル百科 | |
突然死 | 4,50代の男性に多くみられる。多少色々な考え方があるよだが、突然前触れなく心臓が停止する(心臓麻痺)を突然死と言うのが通例。症状が出て即死亡する瞬間死とか24時間以内とか睡眠中など突然死と呼ばれる。しかし、現実には心疾患や脳内の病気が原因で死亡することになる。狭心症、心筋梗塞、心筋症、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血など。結局どの症状で死ぬかということより、「死に方」が突然だという考えが正しいようだ。原則突然死なので治療法はない |
healthクリニック 心臓病と卯建のHP gooヘルスケア 難病情報センター | |
粘液腫 | 心臓に出来る良性の腫瘍、多くは左心房に発生する。ゼリー状の腫瘍なので千切れやすく一部が流れ出て塞栓を起こすこともある。遺伝性の場合若年で起きるが多くは中年の女性の多く男性は少ない。自覚症状は少なく、塞栓などの症状から発見する事が多い。治療は基本的に手術で腫瘍を摘出する |
メルクマニュアル百科 名古屋徳洲会総合病院 gooヘルスケア | |
肺炎 | 肺に病原菌(細菌・ウィルスなど)が侵入して免疫力が負けたときに起きる肺の炎症。そもそも免疫力の低い人が罹るので死亡率も8.6%と高率になる。症状は発熱、胸痛、喀痰、呼吸困難などだが、症状がハッキリしないで肺炎になっていることもある。脱水症状のありなしや病原菌によって処置は異なる。リンクサイト参照 |
e治験ドットコム メルクマニュアル百科 グラクソ・スミスクライン | |
肺梗塞 | 下肢静脈などで出来た血液の塊が肺動脈で詰まり、塞栓を起こす。この塞栓(肺動脈が閉塞する)の結果、肺組織に血流が流れなくなり、徐々に組織が死んでいく状態。原因は静脈内の血栓(エコノミー症候群も含まれる)が静脈を循環肺動脈に運ばれる為。症状は胸痛、呼吸困難などだが血栓が大きいと其のまま死にも至る。治療は抗凝固薬の点滴やカテーテル手術 |
gooヘルスケア 札幌厚生病院 | |
粉瘤(アテローム) | 普通脂肪の塊などといわれているが、実は皮膚から剥げ落ちる垢(角質)と皮膚脂肪が交じり合ったものが、皮下に出来た袋状の組織に溜る腫瘍の総称、勿論良性である。毛穴の奥の毛包が袋状の構造をつくってしまうらしい。全身何処にでも出来るが顔面や頭部に多く見られる。手術によって袋ごと摘出が原則だが切開で内容物を搾り出すだけの場合もある。医師は再発すると言うが必ずしもそうとは限らないようだ |
日本皮膚科学会 gooヘルスケア | |
慢性硬膜下血腫 | 気にもならない程度の頭部の打撲で頭蓋骨の下側で脳を包んでいる硬膜と脳の間に徐々に血溜り(血腫)ができる。時に血液以外に脳脊髄液が溜る事もある。打撲当時は無症状が多く、1〜3ヶ月くらいで頭痛、吐き気、嘔吐や半身麻痺や言語障害などが出る場合もある。MIRで診断は確定しやすい。治療は症状も軽微で血腫も小さい場合、自然治癒もあるので経過観察する。通常は慢性の場合、血腫の中身が液状なので小さな穴を開けて抜き取る穿頭血腫ドレナージ術を行う |
日本脳神経外科学会 近大医学部脳神経外科 | |
慢性膵炎 | 膵臓自らが出す消化酵素によって炎症を起こし、これが知らずに何度も繰り返される病気。何度も繰り返されるうちに膵臓の細胞が硬くなり萎縮して機能が低下する。膵液やインスリンの分泌に異常が生まれ、糖尿病や消化吸収障害になる。原因は曖昧だがアルコール摂取や胆石が関係している説が有力。50代男性に多くみられる。症状は上腹部の痛みだが痛み方も様々で一様ではない。軽度の場合症状も検査にも現れない場合も多い。急性の場合は死に至る危険があるが、慢性の場合生活習慣改善が治療の主となる |
難病情報センター メルクマニュアル百科 gooヘルスケア | |
メニエール病 | めまいがするとこの病気を口にするほど一般化した病名だが、多くは三半規管の誤作動である。内耳を満たしているリンパ液が過剰になり起きる病気と考えられているが原因はハッキリせずストレスが原因かもといわれている。症状は誘引することもないのに突然目眩がと耳鳴りや耳の閉塞が起きる。この症状は人によって数日、週間、数ヶ月など様々なサイクルで訪れる。目眩などに伴って吐き気嘔吐なども起きやすい。治療はリンパ液を減らす薬が投与される。難病に指定され難聴の度が増すこともある |
日本医師会HP 社保健康事業団 難病情報センター | |
毛嚢炎(毛包炎) | 毛穴の毛根部を包んでいる毛包にばい菌が入り起きる皮膚病。多くはぶどう球菌で毛包の浅い部分に炎症が起きるが赤いブツブツや僅かに膿を持つ程度で、痛みや痒みは感じない。多くは特別治療しなくても治る。痛みなどがある場合は化膿止めを服用する程度 |
gooヘルスケア メルクマニュアル百科 | |
網膜剥離 | カメラでいうところのフィルムに当たる網膜の神経層部分が色素上皮層と分離してしまい、間に水が入り込み網膜の層が剥離してしまう病気。症状は視野に見えない部分が出来る、視力低下、蚊飛症や光視症などの症状が見られる。眼底検査で診断されるが時には超音波検査による場合もある。昔は失明に至る病気だったが最近は軽度な場合レザー治療が可能で、手術によってもほとんどが改善する。ただし早めの治療が改善度を左右するので視力や視野に異常を感じたら眼科の診断を |
日本眼科医会 参天製薬 万有製薬 | |
癌の知識 | いわゆる悪性腫瘍のこと。60兆といわれる人間の細胞は常にその特定の遺伝子をコピーしながら忠実に細胞の新旧交代をしてる。しかし、何らかの理由で遺伝子が傷つくなどして、細胞の写し間違いや突然変異を起こす事があり、これが癌細胞の赤ちゃんである。正常な細胞は一個が生まれ一個が消えるのだが、この癌細胞は消えることなく、絶え間なく細胞分裂を繰り返す。又決められた組織の細胞ではないので、何処にでも勝手気ままに移動する。各種癌に関してはその癌の専門サイトに解説を委ねる |
国立がんセンター htalthクリニック | |